はじめに
著者自身、創価学会に対して賛成、反対、肯定、否定はないです。そして著者は学会ではありません。
私が学んだことをアウトプットすることによって「学び」を展開できればと思います。
創価学会の信者とは?
日本国内の800万世帯(公称)
世界91か国220万世帯
日本では創価学会が支持する政党→公明党となっています。
創価学会のルーツ
ルーツは「仏教」の「日蓮宗」厳密には弟子のうち1人が作った「日蓮正宗」がルーツです。
日蓮宗の特徴として他宗教を攻撃する性質が他の宗派よりも強かったのです。
日蓮宗の教典
南無=I believeという意味です。
日蓮宗:南無妙法蓮華経
浄土宗、浄土真宗:南無阿弥陀仏
そのため日蓮宗では「私は妙法蓮華経という教典を信じます」という意味です。
日蓮宗の都市伝説
北条時宗に対して日蓮が
「日蓮宗を国として信仰しないと海外から侵略される」と予言した。
その言葉に「不吉な予言などするな」と激怒した時宗は日蓮を島流しした。
その後、元寇が起きる。元寇とは「モンゴル帝国の侵略」のこと。
これは信じるか信じないかはあなた次第です。
日蓮宗と日蓮正宗
日蓮には6人の「日」と名前がつく弟子がいた。
そのうちの1人日興が「日蓮正宗」を作った。
時は流れて、昭和に始まる「創価学会」
教育者の以下2人がメインである。
牧口常三郎:日蓮正宗の教えを聞き、自身の教育論を固めていく→創価教育学体系「人生の目的は価値創造」
戸田城聖:教育者を辞めて、「推理式指導算術」を出版、100万部売れる。
その後、戸田と牧口で「創価教育団体」という教育団体を作る。
牧口が伊勢神宮の神札の受け取りを拒否し、戸田と牧口は投獄された。
初代会長の牧口は獄中死し、戸田が二代目会長になる。
宗教法人化の流れ
昭和の教育の変化により、「推理式指導算術」が売れなくなる。
資金源がなくなったため、事業法人から宗教法人に変化し、節税する。
そして以下の2点を目標に活動をする
その一、75万世帯の入信を目標に熱心に勧誘する。入信者には聖教新聞が送られてくる。
その二、政治に進出する。
その三、日蓮正宗を国教化→国立戒壇
しかし、1951年に「強制勧誘」が社会問題になる。
言論出版妨害事件
大学教授の藤原氏が「創価学会」を強烈に批判する著書を出だそうと計画
それはまずいということで田中角栄に出版妨害を依頼
→角栄が藤原に「出版を取り下げるように」と依頼
→藤原氏はこれを「言論の自由」に対する冒涜と認識し、更に批判を書いて、出版。
これにより、三代目会長 池田大作会長
謝罪に追い込まれ、以下の2点を公表する。
その一、国教化はしない。(ただしこれにより日蓮正宗と揉める)
その二、政教分離します。(公明党と創価学会のトップを分離)
結果として、日蓮正宗と創価学会は分離する。
公明党の設立と状況
1955年自由民主党 vs 社会党 vs 8党連立政権
初め8党連立側の公明党を敵視した自民党が公明党を攻撃する。
当時、オウム真理教による新興宗教に対する国内的なイメージダウンがあったため、そういったところを突いた。
しかし1998年に自民党は「公明党を味方につけられるかも」ということで公明党に謝罪
→翌年1999年、自自公連立(自民党、自由党、公明党)が設立
今後の「創価学会の動き」のポイント
その一、現在中国には布教していない。理由は毛沢東が宗教嫌い→これはカールマルクス「宗教は麻薬」を強く信じているから。ただし布教しない分、中国から何かしらの良い対応をしてくれたらしい。
その二、自民党は「集団的自衛権」→絶対平和が創価学会の理念のため
その三、2010年以降、池田大作は公の場には出てきていない。
創価学会の理念と公明党の方針は今後どうなるのか?
四代目の会長は立つのか?
この辺りを注目していこうと私自身は考える。
終わりに
「宗教」はわからないとただ怖がってしまいます。
ただその歴史を学ぶと「自分の考え」が考えられます。
上記の内容が少しでも見てくれた人のメリットになればと思います。
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