頭の切れる人になるには「構造思考」になれば良いのです!
構造思考とは?
問題を生み出す構造は何なのか?を常に考えることです。
特に「人ではなく、その問題を産み出す構造」に目を向けてみましょう。
例1:ゴミ捨ての構造と改善
ある会社でいつもすぐにゴミが溢れ返ってしまう問題です。
Aさんは「人思考」
Aさん「ゴミの片付けを呼びかければ、改善する」
Bさんは「構造思考」
1、そもそもゴミ袋が小さいため、ゴミ袋を大きくする
2、ゴミ捨てに関する責任者が無明瞭なため、明確にする
3、捨てる基準が曖昧なため、基準を決める
1でゴミ箱を大きくし、ゴミ袋を大きくした。
2で責任者は「総務部」と決める
3で「この線をゴミが超えたら、ゴミ袋を交換する」
という方法で改善した。
構造思考はアイスバーグ理論でいう三段目
高めると第二段にある「能力、スキル」が濃くなりますので常に頭に入れておきましょう!
アイスバーグの理論
歩きタバコの構造とは?
渋谷での歩きタバコ
残念な結果思考→
本人のマナーでしょ
こういうことを言う人は構造に目を向けられていません。
構造思考→
・渋谷での若者施設が多い → 比較的マナーの悪い若者が集まりやすい
・清掃が追いつかず、誰もが街を汚して良いと思ってしまっている
・罰則が比較的軽く、罰則に対する緊張感がない
・監視体制のなさ
というものが挙げられます。ここに対する改善を一つ一つ実践することにより、根本的な改善を迎えられます。
是非、何か問題が起きた時にはその構造を考えましょう!
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