ブランディング「商品を売りたいなら商品を売るな」
例:カリスマ美容師=5万円、QBハウス=1000円
50倍もの価格差はどう言ったところから生まれるのでしょうか?
結論:「特定の人」から好きと伝えられている状態
分かりやすくするために
ブランディング以外の3つの販売手法
をお伝えします。
マーケティング:特定の人に「好き」と伝える
広告:不特定多数の人に「好き」と伝える
PR:第三者が特定の人に「好き」と伝える
ブランディング:特定の人から「好き」と伝えられる
上記だとブランディングが唯一、お客様から求められているのが分かります。
例:シャンプーは椿がいい!ラックスがいい!ルイヴィトン最高、BVLGARIおしゃれ
など顧客から求められる状態のことを指します。
ブランディングの種類
コーポレートブランディング → お客様とどう繋がるか
HP、ロゴ、パンフ、代表者、提携先、資本金、法務
プロダクトブランディング → お客様に何を売るか
価格、材料、パッケージ、雰囲気、デザイン、希少性、認可、資格、効果
マーケティングブランディング → お客様にどう広めるか
チャネル、ターゲット、メディア、口コミ、SNS、キャッチコピー、ストーリー
※ マーケティングとブランディングを掛け合わせたもので、「特定の人に特定の発信をする」ことです。
例:ルイヴィトンやHERMESなどは主にこの手法を取ることが多いです。
セールスブランディング → お客様にどう売るか
販売方法、提携先選定、顧客選定、資料
ブランディングが無いと負のスパイラル
理由:他社と価格競争が起きる
例1 : サービス競争(おまけをつけたり、他社よりもお客様が喜ぶサービスをつける競争)
例2 自社コスト(価格、サービス競争により、コストが上がる)
例3: 利益率低下(コスト上昇による利益率の低下)
例4: コスト削減(利益率低下により、他の部分のコストを下げる行動を取る)
例5: PR削減(広告費を下げて、コストを下げる)
例6: シェア低下(広告費を下げたことにより、競合)
例7: 価格競争が起きて、自然淘汰がはじめる。
例:Googleの手法
Googleは公式で「弊社は広告会社ではあるがメインはテックカンパニーだ」と言っています。
しかし、Googleの売上の9割が広告のため「広告企業」だと言っても過言ではありません。
ただ、Googleは公式に「広告企業」とは言っていません。
これはGoogleの意図として「他の広告会社を競合にしてしまうため、価格の比較が行われ、Googleにとっては不利になる可能性がある」からだと言われています。
なぜこの手法をとるのか?
こうした場合、広告企業1/100✖️テック企業1/100=広告テック企業となり10000社に1社の企業となり、そもそも競うライバル社を減らすことができるからです。
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