相手を「説得」する5つの話術

settoku 経済
営業や恋愛においても相手からすべて「YES」を引き出せば、人生バラ色でしょう。
そうするためには人間である以上コミュニケーション上でそれをしなければなりません。
今回はそういった「心理操作術」をご紹介していきます。
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【説得方法】

①ブライヤービリーフ(警戒心解除法)

相手が経験したであろう内容を伝えて、相手と共感し合い、警戒心を緩めます。ポイントは相手を「否定をする」と警戒が増すため、頭ごなしに相手を否定してはいけません。

例:「実際に○○な経験はないですか?周りに△△な人いませんか?実はそれって××だったんですよ!」

という具合です。「相手の経験」を説明し、警戒を解き、説得力を上げていきましょう。

②エモーショナルシンク

①は事柄の共有だったのですが、これは「感情の共有」をします。内容は「笑いとストーリー」を念頭に自分の感情を素直に正確にかつ「詳細」に表現する。ポイントは感想❌を伝えるのではなく、その時の感情⭕️を伝えるのが大事。

例:そうですよね。○○が起きたとき、とても申し訳ない気持ちになったりしますよね。僕なんかも昔、友人と□□な事件が起きてしまって、とても後悔しました。××さんも似たような経験はありますよね?
ちょっと例がネガティブですが、喜怒哀楽を表現して相手の共感を得られればOKです。

③脅威を与えるとリスクを取らなくなる。

人間には「ホメオスタシス(恒常性)」という性質があります。これは「変化を嫌う」という動物性の本能でこれが次の行動を制限させます。ただ人間の大脳新皮質には「常に環境を良くしたい」という人間的な欲求を司るので、恒常性に反応させずに、大脳新皮質を刺激しましょう。

まとめると以下です。

脅すと→(ホメオスタシスが働き、)相手は弱気になり→リスクを取らない選択をしやすくなります。
反対に
褒めると→(大脳新皮質が働き、)相手は強気になる→リスクを取る選択をしやすくなります。

④コントロール感を渡す。

BYAF方法と呼ばれ、西イリノイ大学22,000人をあらゆる状況で研究した(メタ分析)
ところによると話の最後にBYAFをつけることで相手からのYESを2倍に出来ます。
but you a free(貴方の好きにしちゃって)ということです。

人は自分ではコントロールできない事象が発生すると強いストレスにさらされます。そしてストレスに対して人は③の通り、ホメオスタシスが働き、リスクを取りづらくなります。そのため「こちらとこちらどちらが良いですか?お好きな方を」とコントロール感を渡しましょう。

⑤多数決を取る

特に日本人はこの「多数決」に弱いです。AとBのものがあり事前に「90%以上の人がAを選択しました」と聞けば、Aの方が良いもとと判断しやすくします。だから行列のお店には常に人が並び、人が減ってきたら新しいものを探しに、行列は散り散りになります。

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