世界の「Amazon&AWS」、ベゾスが創るスマートシティと火星脱出

Amazon danball 経済

Amazonってなに?

今アメリカだけで1億人以上の有料会員を持つ世界最大級のショッピングモール「Amazon

加えて、AWS(Amazon Web Service)=低価格かつ膨大なデータを格納できるクラウドサーバー

AIやブロックチェーンなども利用できる超巨大。

このAWS社のCEOはアンディシャシー(ベゾスのシャドー)と言われている。

 

なんと、AWSの売り上げがAmazonの売り上げの60%以上ある。

Amazonが立ち上がり25周年で2018年にアップルを抜き、時価総額一位

ジェフベゾスとは?

世界一の資産家AmazonCEOジェフベゾス14兆円

もともとは1990年までヘッジファンド D.E.ショーで剛腕をふるう。

もともとファイナンススキルが怪物級のお金持ち。

 

性格は?

仕事を共にする仲間から「善意の火星人」と揶揄されている。

一緒に働いていて「冷徹な人間」のため、火星人の中だったら優しい方だからという表現らしい笑

まあ「人間性の欠落」が時価総額1位を創り出したといっても過言ではない。ベゾスには以下の名言がある。

【ジェフベゾスの名言】

Good intention don’t work,Only me chanism works.

「善意は決して働かない、仕組みが働くのだ」

人間の優しさやおもてなしの心が働いて、革新的なことが生まれるのではなく

ビジネスモデルや仕組みが働いて、革新的なことが生まれるのである

という意味らしい。

 

倹約こそイノベーションの源泉

Amazonは執行役員でも飛行機の移動は「エコノミークラス」

「Amazon14か条」というのがあり10か条目が「倹約」→倹約こそイノベーションの源泉だとのこと。

※某有名広告代理店の鬼十訓の規模がでかい盤と思っていただければ笑

 

ベゾスと宇宙事業(Amazonとblue origin)

宇宙事業(blueoriginとワシントンポストはベゾス氏の個人出資)をやる理由

=人類の救出(このままでは地球は滅亡する)

ベゾス本人は話している。

 

例えば、重工業など核実験は宇宙で作業し、住居のある地球はきれいに使うべき。とのこと

2000年から宇宙事業のための2018年に行われたRe:Marsという AI事業のカンファレンスイベント

これは関係者のみ参加を許可された厳密なもので、詳しい内容はわかっていない。。

(筆者が知らないだけかも汗)

ちなみにAmazonのときは顧客一番でそれ以外は無視だが、宇宙事業は人類すべてと

特徴的な「二面ある性格」を放っている。

 

【奥様との離婚】

自宅の倉庫から最初の一冊目の本を出荷をして、支えあった奥様だったとのこと。

世界一になった翌年のことなので財産分与で4パーセントのAmazon株式を渡したとのこと。

いったいいくらやねん汗( ´∀` )

Amazon storageとは?

Amazonが世界中に持つ超大型倉庫

その中には日夜、配送員として人間とロボットが共存して働いている。

ロボットは誤作動、故障がない限りは生産性が変わらないが、

人間の場合はそうはいかない。

しかしルールとして「1分3冊の本を取る」ことができないと指導が入る。

その指導が一定水準まで上がると自動解雇とのこと。。恐ろしいルール。。

 

GAFAの中で年収が低いのはなぜ?

GAFAの中で唯一、リアル店舗(上記の倉庫やAmazonGo)を運営しているため

そこで働く人の給与も計算されているからである。

 

ジェフベゾスのビジネス思考「レストランの紙ナプキン」

下記はジェフベゾスが昔、レストランの紙ナプキンに書いたとされるビジネスのコンセプト図です。

ソース画像を表示

顧客満足に二つの矢印が入っているため、ここがとても重要

「消費」に対して人間が恒久的に求める3つの欲望がある→「低価格、豊富な品揃え、迅速な配達」

 

ベゾスの視点は常に「人間の欲望とは」なにかを考えている。悪魔かよ( ´∀` )笑

ベゾスの顧客第一主義(customer centric)とは

聞く(listen)+発明(invent)+パーソナライズと言っています。

特にパーソナライズの説明がすごいです。。

 

「パーソナライズとは顧客一人一人が考える世界の中心にその顧客を置いて差し上げること」

??どゆこと??

つまり「Amazonプライム会員のある一人の顧客が世界の中心」×「Amazonプライム会員数」という発想

顧客第一主義の逸話

カスタマーサポートの受電対応が遅い=当時の責任者を詰め、

ベゾスが責任者に「結局最長何分で出るのだ?」と当時の責任者を問い詰めたところ

「1分です」と答えた。

その場でベゾスは「カスタマーサポートに入電」したところ4分30秒かかった。

その十か月後にその責任者はAmazonを退社したという逸話が残っている。なかなかホラーな内容汗

ベゾスのおもてなしの追求「Amazonプライムナウ」

「迅速な配送」としてAmazonプライムナウというサービスがアメリカにある

これはAmazonの商品を注文から「1時間から2時間」で届けるというものである。

 

・・・そこまで早くする必要ある?と思ったが

 

でも一度味わってしまうと、「早く」が当たり前になる。

 

Amazonが創った「配送スピード」に乗り遅れる企業は駆逐されるため、

日本でもユニクロや楽天が「倉庫事業」に着手し始めている。

 

【Amazon Goとは?】

Amazonの無人型コンビニのこと

入る際にスマホでQRコードを「入口」でかざす→

あとはポケットでもバックにでも欲しい商品を入れて出れば

Amazonに登録されている決済システムで処理される

とのことです。

 

天井に何百個もカメラが付いており、棚にも重量センサー、加圧センサーがついてるため。

抜け道もあり、友人同士で商品の空中手渡し(パス)を行うと感知できないとのこと。これはやっちゃダメ絶対

【AmazonGoは実は超有人店舗】

ただし実は5-6人ほど作業する人がおり、超有人店舗。

理由は「手作りの出来立てサンドイッチ」を作るため。

最先端と「人の温もり」を演出している。くー、さすが笑

AmazonのECからリアル店舗への参入理由

リアル店舗への進出は生鮮食品攻略のため

生鮮食品のラストワンマイル(物中の詩集拠点から消費者へ商品を届ける最後の区間)

のAmazon専用場所を作ろうとしている。

 

そのためにホールフーズ・マーケット=2017年Amazonが137憶ドルで買収したスーパーマーケットチェーン。

そのスーパーマーケット自体を「Amazon storage」として「生鮮食品」の配達倉庫にしようとしている。

 

少し前までは温度管理ができないという理由で、「チョコレート」すらAmazonで買えなかったとのこと。

 

この生鮮食品に関してはウォルマート(アメリカ合衆国アーカンソー州に本部を置く世界最大のスーパーマーケット)がライバルとのこと。

【Amazon恐怖銘柄指数】

米投資会社がAmazonによって業績悪化が見込まれる小売業54銘柄の株価推移を調査

最近「Death by Amazon」という言葉があり、to be amazoned=(Amazonに)潰されることを指す。

 

例:2017年に倒産したトイザらス

もともとAmazonとトイザらスは業務提携(一緒におもちゃを売ろう)をした。

だが、顧客情報や価格帯、品揃え等をAmazonが主導権を握ってしまったため、

トイザらス側が10年契約に対して訴訟したが、時すでに遅し。。

 

クリスマスに子供へのプレゼントを買うのはトイザらスではなく「Amazon」 という世界になってしまった。

トイザらス is amazoned…

【アリババもライバル】

OMO(オンラインとオフラインの融合)を果たしているアリババ。

というのも

中国には夫婦経営の自営業小売店(パパママショップ)が約600万店あり、

そのうちの約100万店以上をアリババが提携している。

Amazonがやりたがっている生鮮食品の迅速な配送がすでに行われている。

中国市場は14憶人いるため、そこに住む自営業者を囲い込むことで経営規模を拡大していった。

 

Amazonは駆逐型経営として大きくなり、アリババは植民地経営で大きくなった。

Amazonの今後

smartcity

 

 

 

 

 

 

 

 

スマートフォン→スマートカー→スマートシティ

街の繋がりは「決済」で繋がる。

例えば今後「月額10万円のAmazonプライムX」

衣食住+ファッション+カー+速達が一挙に受けられるサブスクリプションが出てくるかも。。(予想です)

 

こうなったら人間ができることは何か?

感動や文学、アートの目線やゲームも重宝されるかもしれません。

実際ジェフベゾスの奥様は作家志望でベゾス自身もアート分野の本も非常によく読んでいるとのこと。

ファイナンシャル、ビジネス、サイエンスも携えたモンスター。

彼が次に手掛けるのは私たちのすぐそばにあるかもしれない。ではまた!!!

 

 

 

 

 

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